約 2,695,114 件
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/1887.html
暗黒界の尖兵 ベージ(OCG) 効果モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1300 このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、 このカードを墓地から特殊召喚する。 下級モンスター 再生 悪魔族 暗黒界 闇属性
https://w.atwiki.jp/1548908-tf2/pages/14.html
----TF1@OLD ルートイベント:第二部 タッグフォース開催 その辺の奴らと適当にデュエルし GXメダルを90個以上集めて決勝へ 決勝トーナメントで全員に勝つと優勝し2部終了 決勝は 1戦目・隼人、クロノスペア 2戦目・明日香、三沢ペア 3戦目・丸藤兄弟ペア 決勝・十代、万丈目ペア 上記のうち誰かをタッグパートナーに選んでいると そのペアが消え代わりに迷宮兄弟がでる ※第二部&第三部のメダル数&ペアの出現場所
https://w.atwiki.jp/ouranos/pages/182.html
《スカイコア》 星1/風属性/機械族 ATK/0・DEF/0 このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。 このカードが「スカイコア」以外のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊し、自分のデッキまたは墓地から「機皇帝スキエル∞」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは、1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。 アニメ遊戯王5D Sイリアステル編及びPSPソフト遊戯王タッグフォース5より ―関連項目 《機皇神マシニクル∞キュービック》 《機皇帝スキエル∞》 《グランドコア》 《スキエルA3》 《スキエルC3》 《ワイズコア》 【フリー作品】
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/1929.html
暗黒界の策士 グリン(OCG) 効果モンスター 星2/闇属性/悪魔族/攻 300/守 500 このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、 フィールド上に存在する魔法・[[罠カード]]1枚を選択して破壊する。 下級モンスター 悪魔族 暗黒界 罠破壊 闇属性
https://w.atwiki.jp/1548908-2/pages/142.html
クリアランク C 21ターン以上 B 20ターン以内 A 10ターン以内 S 5ターン以内 オススメカード ダンディライオン ハリケーン 神の宣告 ◆ハリケーンを使うと相手は チェーンして月の書 和睦の使者を発動しないことが実験によりわかりました。下の無限の手札の方ありがとうございます。 1ターン目 宝札マンティの無限ドローにより、邪神ドレッド・ルート 巨大化 デーモンの斧 流星の弓-シール ハリケーンを確保しダンディライオンを捨てる。 3ターン目 ハリケーンを発動。 早すぎた埋葬でモンスターを特殊召喚し、トークンと共に生贄にしてに邪神召喚。 巨大化、デーモンの斧 流星の弓-シールを邪神に装備し、ダイレクトアタック! ◆宝札マンティコアを使う場合Ⅱ 1ターン目 無限ドローにより、ドレッド・ルート 巨大化 ビックバン・シュート 魂の解放 次元融合 ハリケーン(大嵐)を手札にそろえる。 さらにエンドフェイズの手札調整で、サイコ・ショッカー モンスター3体以上(リボルバー・ドラゴンやブローバック・ドラゴンならなお良い)を墓地に送る。 3ターン目 魂の解放で自分の墓地のショッカーとモンスター3体を除外。 次元融合でショッカーとモンスター3体を特殊召喚。 ハリケーン(大嵐)で魔法・罠カードを除去。 (リボルバーで相手モンスターを除去) ドレッド・ルートを召喚、巨大化 ビックバン・シュートを装備して攻撃。 ◆Sランクを目指すのは非常に困難。 まずは先攻を取らなければ話にならないが、相手のジャンケンはえらく強い。 俊足のギラザウルスやデビルズ・サンクチュアリを活用して1ターン目から召喚できればベスト。 相手はリクルーター等で守備を固めてくるが、 ビッグバン・シュートを装備した邪神ドレッド・ルートで2,3回殴る。 あるいは社長1キルのギミックを用いて 巨大化サイバー・エンド・ドラゴンで殴って終了である。 しかし、相手は「月の書」「悪夢の鉄檻」「和睦の使者」などの防御カードが充実しており、巧みに攻撃を防いでくるので一筋縄ではいかない。 ハリケーンや大嵐、神の宣告をフル活用して挑もう。 かなりの運ゲーである。 ◆無限の手札を使用するのもアリ Sランク取得成功しました。 自分は無限の手札を使用したデッキを使いました。 初手で暗黒のマンティコア、おろかな埋葬、生還の宝札、無限の手札があれば 無限ドローで必要なカードを全て集められます。 邪神ドレッド・ルート、デビルフランケン、デビルズサンクチュアリx3、 巨大化、ビッグバンシュート、魔導師の力、 ハリケーンx2、早すぎた埋葬、暗黒界の取引・・・。 このくらいあればOKだと思います。 手札が揃ったら、ハリケーンを発動してリバースカードを掃除し、 デビルズサンクチュアリ3体から邪神を召喚。 ライフ差が無い場合は暗黒界の取引からデビルフランケンを墓地に捨て、 早すぎた埋葬でデビルフランケンを蘇生させてライフ差を作りましょう。 その後、全ての装備カードを邪神に装備させ、相手モンスターに攻撃で終了。 相手のリバースカードは破壊しようとするとチェーン発動されてしまうので、 大嵐よりハリケーンで手札に戻すほうがイイと思われます。 発動の際、自分の場にも幾つかの装備カードなどを出しておいた方がいいかも? (その方がチェーン発動されないような気がします・・・) 初手のカードで全てが決まってしまうので(S狙いは殆どそんな感じですが) 結局は運ゲーなのですが、この方法で行けば先攻、後攻を選びません。 (宝札マンティコア発動の機会が先攻は2回、後攻は1回というだけです。) 後は繰り返し頑張ってなんとか達成してください。
https://w.atwiki.jp/yuugiou9090/pages/27.html
《暗黒界(あんこくかい)の策士(さくし) グリン/Gren, Tactician of Dark World》 † 効果モンスター 星2/闇属性/悪魔族/攻 300/守 500 このカードが他のカードの効果によって手札から墓地に捨てられた場合、 フィールド上 の魔法または罠カード1枚を破壊する。
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/4301.html
暗黒界の刺客 カーキ(OCG) 効果モンスター 星2/闇属性/悪魔族/攻 300/守 500 このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、 フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。 モンスター破壊 下級モンスター 悪魔族 暗黒界 闇属性
https://w.atwiki.jp/nicoparo/pages/65.html
「退屈ね」 アリスの不満なつぶやきに、仲間たちはうなづきこそしないが、無言をもって同意の返答とした。 古城最奥の次元のひずみの前で、これからどれほど待たされることになるかわからない。 他のエリアに飛ばされた友人たちが、無事に務めを果たすことを待つのみだ。 上海人形を離し、あげた両手で他方のひじをつかみ思い切り伸びをしてから、 アリスはいく分前から考えていたことを、少し勇気を出して誰の顔を見るでもなく口から投げかけた。 「デュエルしない?」 EDF基地で軍事教練を受けた5日間は、みなが娯楽に飢えていた。 貴重な自由時間をしゃぶりつくせるよう、めいめい必死になって楽しみを探したものだ。 海馬が予備の決闘盤やあまったカードを提供してくれたために、デュエルモンスターズをかじってみたものは何人もいた。 教えるのはもっぱら遊戯の役目だったが、彼はどのカードが強くて、必須であるかをあえてほとんど教えなかった。 名前でも絵でも、おぼろげにしかわからない効果でも、気に入ったカードたちでデッキを組み、まずは楽しければいいと、遊戯は言った。 質問すれば出し惜しみなく答えてもくれたため、わずか2,3日でアリスたちのデッキはよく磨かれていった。 もう何ヶ月も前の遠い話に思えたが、実際の月日はそれほど流れていない。 ラピュタにいき、魔王を倒し、ニコニコにつれられ――せわしない日々の中で、誰も遊ぶ時間など持てなくなった。 ミクもリョウもロックも、この提案には賛成だった。 アリスたちは早速、木製の人手からFoo子に連絡を取り、決闘盤を4つ運んでもらった。 彼女はこの妙な機械のことをよく知らず、何かの武器であるとしか考えていないようだったので、これから遊ぶのだなどとは悟られずにすんだ。 「じゃあ、ミクとロック、リョウと私のタッグデュエルね」 「えへへ。ロック、よろしくお願いします」 「こちらこそ」 「電子頭脳が相手なら、厳しい戦いにならざるを得ないな」 両タッグ代表がじゃんけんをして、進行順はロック→リョウ→ミク→アリスとなった。 各人がデッキを取り出して装着し、空間の裂け目をまたぐ形で部屋に散らばる。 プレイヤーはそれぞれ独立して4000ライフポイントを持ち、相方の場ががら空きなら自分のモンスターで攻撃からかばうことが可能。 みんな初心者だし、相談可能――事前に取り決めたのはこのくらいだ。 「「「「決闘!」」」」 「僕のターンからです。ドロー!」 鉄人形であるはずの指が、そうは思えない繊細な動きで、三十余枚の山札から上の1枚だけを抜き取る。 「《スパークマン》を攻撃表示で召喚し、ターンを終了します」 現れた立体映像は、メットとスーツに身を包んだ近未来風の戦士。攻撃力1600。 ロックのデッキは、アメリカの漫画のようなヒーローたちが集う、エレメンタル・ヒーロー・デッキである。 「俺のターン、ドロー!」 リョウが大振りな動きでカードを引く。 背は海馬よりも低い彼だが、体格がよい分、決闘盤も心なしか小さく見える。 「《モンク・ファイター》を、攻撃表示で召喚!」 召喚者と同じ橙色の――ただし、こちらは中華風な胴着に身を包んだ、銀髪の若い格闘家モンスターである。 しかし攻撃力は1300と低い。 「カードを1枚セットして、ターン終了だ」 タッグデュエルでは、各プレイヤーの第1ターンが終わるまで、いずれのモンスターも攻撃を行えない。 ミクはモンスターを裏側守備表示で召喚し、カードを伏せて終了。 アリスも同様に、裏守備モンスターと伏せカードのセットでターンを終えた。 (ミクのことだから、あれは《ハープの精》か何かかしら) 近い過去のはずなのに、アリスはもう、仲間たちがどんなデッキを使っていたかよく覚えていなかった。 ただ、あのころのミクとロックはまだお近づきになってはいなかったはず。 突発的なタッグデュエルでもあるし、互いを支援できるデッキ構成にはなっていないだろう。 「僕のターン、ドロー。魔法カード《融合》を発動します」 突如、丸いからだの土気た化け物が現れたかと思うと、スパークマンとそれの体がグニャリとゆがみ、金色の装甲をまとった巨人が召喚された。 場の《スパークマン》と手札の《クレイマン》を融合することで、《サンダー・ジャイアント》へ進化させたのだ。 1枚1枚は満足な力を持っていないが、それぞれが緊密にかかわりあうことで強力なモンスターを速やかに用意できる―― これがエレメンタル・ヒーローの強みである。 いかずちの巨人の攻撃力は2400ある。 「そして、《サンダー・ジャイアント》の効果を発動します。 手札を1枚捨てることで、自分より攻撃力の低いモンスター1体を破壊する!」 裏向きになっているモンスターは、攻撃力を判定できず、この効果の対象に取れない。 必然的に、破壊されるのはリョウの《モンク・ファイター》ということになる。 「永続罠発動だ! 《孤高の格闘家》!」 リョウの場の伏せカードが表がえる。 《孤高の格闘家》により、《モンク・ファイター》を含む幾種かの格闘家モンスターは、一切の破壊を受け付けなくなる。 サンダー・ジャイアントの放つ雷球は、何の戦果もあげず消え去った。 「それでは、バトルフェイズに入ります。アリスさんの壁モンスターに攻撃!」 今や《モンク・ファイター》は戦闘では除去できず、攻撃力の差で発生するプレイヤーへの貫通ダメージも、こちらは《モンク・ファイター》自身の効果で遮断される。 アリスが攻撃を受けてしまうのはやむをえないことだ。 《謎の傀儡師》がいいところを見せることなく破壊され、アリスの場は空になってしまった。 もっともこれでリョウのモンスターに守ってもらえるようになったので、ミクのターンを恐れる心配はない。 「俺のターン!」 リョウが先のターンよりは威勢のない様子でカードを引く。 《孤高の格闘家》は強力な防御をもたらしてくれるが、本当ならば《モンク・ファイター》の進化形、《マスターモンク》を対象に使用したかったところだ。 そちらはまだ手札に来ていないし、発動したものは仕方ないとはいえ――加えて、守ってばかりでは勝てない。 うかうかしているうち、《孤高の格闘家》自体が除かれる危険もある。 リョウはアリスに小声をかけ、手札を見せ合うことにした。 「私の《魔法の操り人形》なら、逆転できるかもしれないけど……」 アリスのデッキの攻めの要であるカードだが、召喚にはいけにえが必要であるし、魔法カードで補助しなければ《サンダー・ジャイアント》を上回ることはできない。 それに長々と話をするわけにもいかなかった。 相談可とはいえ、進行を妨げないよう配慮するのは、最低限のマナーであった。 だが、この短い間に、リョウは手を見つけたようだった。 「この決闘、意外と早く終わるんじゃないか?」 そういいながら、手札のカード1枚を右手で抜き取る。 「《カラテマン》を攻撃表示で召喚し、その特殊能力を発動!」 ボブのようなアフロが特徴的、胴着姿なのにファンキーな、そして汗臭いモンスターが現れる。 素の攻撃力はたったの1000ポイントだが、効果発動を宣言したことで2000まで上昇する。 その代わりにターン終了時に破壊されてしまうが、一発殴れれば十分。 「《カラテマン》でミクの壁モンスターを攻撃!」 一瞬映し出された立体映像は、大きなおたまじゃくし、その名も《悪魂邪苦止》。 まがまがしい名前に似合わぬ、攻撃力0守備力0の低ステータス。 ミクがこんなカードを使っているというのも意外だった。 「《悪魂邪苦止》が戦闘によって墓地へ送られたので、別の《悪魂邪苦止》2枚を、デッキから手札に加えます」 決闘盤のデッキホルダーからカードを取り出し、一瞥してそれらを探し当てる。 彼女がデッキを切りなおすのを待たずに、リョウは続けて《モンク・ファイター》による直接攻撃を行った。 映像だから痛みや打撃感は何も無いとは言え、屈強な男がこぶしを繰り出すさまはミクのような高級ロボットに冷や汗を掻かせるには十分である。 「ひぅッ……」 小声で鳴くミクのライフは2700に減少。リョウはカードを1枚セットしてターンを終了した。 「私のターンです。ドロー。《アビス・ソルジャー》を召喚します」 もりを手にした、気味の悪いさめのモンスターだ。 1800という高い攻撃力を備え、1ターンに1度だけ、手札から水属性のカードを捨てることで、場のカード1枚を手札に戻すことも出来る、強力なレアカードである。 「《悪魂邪苦止》を捨てて、リョウさんの《モンク・ファイター》をバウンスします」 「しまった……!」 身を守る僕(しもべ)がいなくなり、《孤高の格闘家》も形無しになってしまった。 しかしミクはすぐに攻撃命令を出さず、楽しげな表情を見せた。のりに乗って歌っているときに見せるような顔だ。 「さらに通常魔法発動! 《二重召喚》!」 文字通り、通常は1ターンに1回しか行えない召喚行為を、もう一度可能にする魔法である。 「《アビス・ソルジャー》をいけにえに、《デスガエル》を召喚します。 《デスガエル》が召喚されたことで、墓地に眠るおたまじゃくしの数だけ、追加の《デスガエル》を手札およびデッキから特殊召喚します!」 本来はかわいらしい緑蛙も、立体映像が人の腰の高さほどまであるため、非常に気味が悪い。 「さらに、伏せカード《アクアの合唱》を発動! 全てのモンスターは、自分自身以外の同名モンスター1体につき、攻撃力を500ポイントアップ!」 乳白色のほのかな光が《デスガエル》たちの身体を包む。 もともとの攻撃力は1900なので、合唱の効果により実に2900まで各々が増幅。 アリスとリョウの場にはモンスターがいない。 どちらかが3体のうち2体から攻撃を受け、このターンで退場させられることを意味する。 そしてそれは完全にミクの判断によるのだ。 ミクの擬皮膚が笑顔を作り出している。流れを引き寄せた余裕ゆえのえみ、だけではない。 「リョウさんは、さっき私を攻撃してきましたから」 勝負事に求められる判断の冷情さをその柔らかな顔で隠している。 「いきます! 2体の《デスガエル》でリョウさんを、1体でアリスさんを攻撃――デス・リサイタル!」 「リバースカードオープン!」 ミクが高らかに叫んだ技名が、リョウの声量にさえぎられる。 リョウが発動したのは《手札断札》。各プレイヤーが手札を2枚捨て、2枚ドローする、手札交換カードの一種である。 ロックが怪訝そうな顔をする。 「珍しいですね、こんなタイミングでそのカードを使うなんて」 確かに戦闘中に発動する利点はあまりない魔法だが、この攻撃でリョウのライフは0になる。 ミクとロックはそれ以上突っかかることなく、さっさと捨ててドローした。 アリスは考えている。場は絶望的な状況。何を捨てていいのかわからない。 決めあぐねているところへ、リョウが声をかけてきた。彼はすでにドローまで済ませたようだ。 「アリス、負けを恐れるな」 「何よいきなり」 「どうすれば負けないか、負けていない状況を引き伸ばせるかじゃなくて、勝てる道を探るんだ」 格闘家らしい、少々暑苦しい正論だ。大方魔理沙からでも自分の性格と傾向を聞いたのだろう。 だが彼は少々誤解しているようだ。確かに向きになって、力を見せ付けて、それで負けてしまったらかっこ悪いことこの上ない。 この前、花見のためにちょっとした妖怪退治をしたときも、かなわない相手に挑もうとは思わなかった。 それでも自分は、勝負事を嫌っているわけではない――実力を完全に悟らせずに、かつ勝てるものなら、勝ってしまいたい。 しかし、アリスは不機嫌ではなかった。 これらをいちいち説明するのも面倒だし、今はデュエル中だが、リョウが自分にあんな助言をくれるなんて、少し前までなかったことだ。 20人を越える大所帯にもなれば、早々顔を付き合わせることがない人たちも出る。 自分とリョウも、さしずめそんなものだと、この古城にくるまでは思っていた―― アリスは改めて自分の手札を見直した。今ここで何を捨てるべきか。 場の状況。デッキの中身。残りライフ。最初のターンに伏せ、まだ発動していないリバース・カード。 必要な枚数を計算する。足りる。 そう長考することもなく、アリスは2枚のカードを墓地に送った。 止まっていたデスガエルたちが再び動き出し、二人に襲い掛かった。 アリスのライフは残り1100。リョウは0。 「私のターン、ドロー。伏せカードオープン」 発動されたのは《早すぎた埋葬》。800ライフポイントを代償に《魔法の操り人形》が蘇生する。 「《手札断札》で捨てたんですね?」 ミクが確認してくるが、いちいち返答はしない。こちらは今、高ぶっているのだ。勝利の予感に。 現在の手札は5枚。その中からアリスは、切り札モンスターの召喚を宣言した。 それは、高い能力値を持つパペット・キングでもキラー・パペットでもなく、ましてモンスターでないおとり人形や生け贄人形でもなく―― 「《鉄の騎士 ギア・フリード》召喚!」 ――無骨な西洋甲冑であった。 「そして、……《蝶の短剣―エルマ》を発動!」 ミクとロックの顔が、同時に引きつった。こわばった。 彼らの優秀な人工知能は、これから何が起こるのかを一瞬に理解したのだ。 《魔法の操り人形》の基本攻撃力は2000だが、誰かが魔法を発動するたび、攻撃力が200ポイントアップする。 さらに上昇分から400ポイントをカットすることで、相手モンスター1体を破壊する。 《ギア・フリード》は、自分に装備カードがつけられたとき、それを直ちに破壊してしまうという、奇妙な能力を持つ。 《エルマ》は攻撃力上昇の装備カードだが、他のカードの効果で破壊されると、手札に戻る―― 「まさか、攻撃力――無限大……?」 「しかも、僕たちのモンスターは全滅する……! 《デスガエル》も、《サンダー・ジャイアント》も!」 見た目には、彼らは芯から驚いているように見える。だが、ロボットの合理的な思考は、まだ絶望していない。 たとえ無限の力があっても、1体のモンスターが攻撃できるのは、1ターンに1回だけ。 生き残った側のターンで、《魔法の操り人形》か《早すぎた埋葬》、どちらかを除去できる魔法なり罠なりを使えばよい。 だが、アリスとリョウの戦術は、次のターンを彼らに与えなかった。 「《二重魔法》を発動! 手札から魔法カードを1枚捨てることで、他のプレイヤーの墓地から魔法カードを借りる効果を持つカード!」 他のプレイヤーには、リョウも当然含まれる。すでにライフを失っているが、デュエル終了まで場や墓地のカードは残るのだ。 「俺が《手札断札》で捨てたカード、《ダブルアタック》は、モンスターの2回攻撃を可能にする。 コストとして、対象モンスターよりレベルの高いモンスターを手札から捨てなきゃならないけどな」 「《操り人形》はレベル5。私はレベル6の《死霊操りしパペットマスター》を捨てるわ」 かわいらしい2人のロボットの顔は、いよいよ悲壮になっている。 右手の人差し指を勢いよく彼らに向け、最後の攻撃宣言を行う。隣のリョウが神妙な面持ちでつばを飲んだ。 ようやく遊戯や海馬が、このカードにのめりこんでいる理由が、わかった気もする。 ちょっと自分らしくないかもしれないと思いながら、おなかのそこから彼女が出した声が、古城の一部屋にこだました。 「《魔法の操り人形》の攻撃! ―――――粉砕! 玉砕!! 大喝采!!!」 (終) (20年8月13日改稿) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tfsp/pages/87.html
遊馬を陰ながら支えてきた小鳥を主人公がデュエルで支えてあげるストーリー。 使用デッキ パートナーデッキ編集代行天使 TG代行天使 コメント 使用デッキ 代行天使デッキを使用する。 神の居城ヴァルハラの効果で大天使クリスティアやマスター・ヒュペリオンを特殊召喚し相手を制圧していくデッキ。 また、フェアリー・チア・ガールのエクシーズとカオスエクシーズのギミックも入っている。 お気に入りはエクシーズモンスターのフェアリー・チア・ガールが3枚と効果モンスターのリトル・フェアリーが2枚。 パートナーデッキ編集 初心者向け~タッグパートナーのためのデッキ構築講座~ 基本的な必須カードはこちらを参照。 プレイヤーも代行天使を使えば強力なタッグが組める。 代行天使デッキならストラクチャーデッキ-ロスト・サンクチュアリ-を買えばパーツが揃う。 フェアリー・チア・ガールを生かしたいなら専用の構築にする必要がある。代行天使のカードはお気に入りではないので、全く別のデッキを組むこともできる。 RUMもダーク・フェアリー・チア・ガールも外してしまおう。さらに秘鳥フォーチュンチュンも外してエクストラデッキのスペースを確保したい。 小鳥は手札を空にしてでもモンスターを展開したがるので、プレイヤーの手札にはカードを温存してピンチに対応できるようにしておこう。 代行天使 基本戦術は罠で相手のフィールドをがら空きにして、創造の代行者ヴィーナスの効果で神聖なる球体を特殊召喚し、ランク2~3の低ランクエクシーズモンスターでビートダウンを行う。 止めのカードとしてマスター・ヒュペリオンや大天使クリスティアを特殊召喚する。 エクシーズモンスターの候補として神騎セイントレア(ザ・シークレット・オブ・レボリューション)、虚空海竜リヴァイエール(GENERATION FORCE)はおススメ。 ダイガスタ・フェニックスやその他ランク2エクシーズのおかげで低レベルモンスターだけでも相手のライフを素早く削れる。 プレイヤーのデッキには究極封印神エクゾディオス(ストラクチャーデッキ-ウォリアーズ・ストライク-)を入れておけば、小鳥が墓地に送った神聖なる球体を利用してヴィーナスの効果を連発することができる。 TG代行天使 TG(テックジーナス)を採用するシンクロ召喚に比重を置いたデッキ。 TGワーウルフやTGストライカー(両方ともEXTREME VICTORYに収録)を用いてエクシーズやシンクロを行っていく。 大天使クリスティアを採用しないので、通常の代行天使より事故は少ない。 シンクロ召喚と低ランクエクシーズによる速攻型のデッキであり、時々プレイヤーのターンが回ってくる前に小鳥がワンキルすることもある。 ゲームオリジナルパックに収録されているTGギアゾンビも採用できる。 カオスソルジャー-開闢の使者-やカオス・ソーサラー(GOLD SERIES 2011)などの墓地から光属性と闇属性を除外して特殊召喚できるカオスモンスターも戦力になる。 レベル8のシンクロモンスターゼラの天使(EXTRA PACK -KNIGHTS OF ORDER-)はマスター・ヒュペリオンやカオスモンスターで除外するコンボで役に立つ。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る お願いですからライフが少ないときにフェアリーを攻撃表示で召喚しないでください。 -- (名無しさん) 2016-06-13 15 03 31 ブルーアイズでクリスティア出しやがった・・・ 強力カードとの相性はかなり悪い -- (名無しさん) 2015-03-22 22 16 20 フェニックスじゃなくてフェニクスでは? -- (名無しさん) 2015-03-10 23 42 56 マスター・ヒュペリオン入りの幻奏デッキにした、テテュスでドロー加速できるしエクシーズに使ってくれたりマスター・ヒュペリオンのコストにもなる -- (名無しさん) 2015-03-08 21 54 12 リトル・フェアリーが思ってる以上に邪魔だったけどみんなはどうしたんだろ -- (名無しさん) 2015-03-08 19 49 46
https://w.atwiki.jp/10051019/pages/195.html
《暗黒界(あんこくかい)の重鎮(じゅうちん) カラレス/》 効果モンスター ★★★★★★★★★★★★ 悪魔族/闇属性・融合 ATK4000/DEF2500 効果 このカードは「暗黒神復活の儀式」の効果でのみ融合デッキから特殊召喚できる(この融合召喚は特殊召喚扱いとする)このカードは相手フィールド上のモンスター全てに攻撃できる。